税理士になるきっかけ

　父親が税理士をしており、役員などもして
いたため、子どもの頃から数多くの税理士
が自宅等でお会いする機会がありました。

　子どもの頃から算数・数学が得意（理数系
の数学ではなく統計などの数学）だったこと
もあり、自然と自分も税理士になりたいと思
っていました。
　大学４年、夏のコンクールが終了とともに
実質的にクラブを引退して、税理士勉強を本格的にはじめ、平成８年卒業後、税
理士事務所で働きながら夜は大原専門学校へという生活をすごしていました。し
かし、その１年後、父親が他界し税理士事務所もほかの方へ譲渡となり生活環
境がいっぺんに変わりました。

　今までは、もしかしたら２代目のボンボンのように思われていたかも知れませ
んが、父親という後ろ盾が亡くなり、今まで以上に「早く税理士になるんだ！」と
いう思いで、昼は事務所、夜は専門学校という日々をすごし、平成１２年に無事
合格しました。

　翌年に税理士登録し、父親にご縁の会った方々の協力も得て、平成１８年に独
立開業。顧問先様は父親時代のご年配の方から、独立後に増えた若い方まで、
また業種も多岐に亘っております。

税理士とは？

　姉が子どもの頃、父親に「税理士とはどの
ような仕事をするの？」と尋ねた事がありま
す。その際の父親の回答として以下のような
言葉でした。

『税理士は会社や個人で商売されている方
のお医者さんみたいなもの。しっかりと検査
（試算表等）をし、相談（訪問等）をし、治療（改善計画）していくことで、元気に長生きしてもらうような仕事だ。』

　この言葉を常に思いながら、お客様のお役にたてるよう、日々精進していま
す。